「開発経験があるPMなら、常駐案件で単価90万円は現実的なのか?」——そう考えるフリーランスPM・エンジニアは多いはずです。結論から言えば、KaizenTech Agentでは珍しくありません。2026年9月時点の取り扱い案件を見ると、開発経験を持つPM(自身でコードレビューや技術的意思決定ができる人材)は、進行管理専任のPMに比べて高単価での参画が決まりやすい傾向にあります。

経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年)では、IT人材は2030年に最大79万人不足すると試算されており、開発現場を理解した上でマネジメントできるPM人材の不足感は年々強まっています。この記事では、その中から厳選した5件の実案件情報と、国の統計データ・自社データによる単価相場をあわせて公開します。KaizenTech Agentを通じて、希望の条件や単価に合った案件へ最短でたどり着いてください。

① KaizenTech厳選 PM常駐案件5選(2026年9月更新)

※ 2026年9月時点で当社が把握している案件の一部を掲載しています。詳細条件・最新の空き状況・非公開案件はお問い合わせください。

EUC廃止・Alteryzサーバークラウド移行推進PMO

MAX160万円/月(スキル見合い)
場所:大手町エリア常駐
期間:2026年10月1日〜2027年3月31日
募集:1名
PMO
クラウド移行
業務内容
EUC(Excel等属人化業務)廃止に向けたAlteryzサーバーへのクラウド移行を推進。要件整理、ベンダー調整、移行計画の策定を担当。
必須経験
PMO/PM経験をお持ちの方、業務システムのクラウド移行プロジェクト経験がある方。

即応募集

金融業界向け次期基幹システム計画フェーズPMO支援

〜140万円/月(スキル見合い)
場所:港区エリア常駐
期間:2026年10月〜12月(延長予定)
募集:1名
PMO
業務内容
金融業界の次期基幹システム刷新に向けた計画フェーズのPMO支援。スケジュール管理、課題管理、関係部署との調整を担当。
必須経験
金融系プロジェクトでのPMO経験、計画フェーズからの参画経験がある方。100%稼働可能な方。

即日面談可

会社合併に伴うSAP・ERPシステム移行支援PMO

100〜130万円/月(固定)
場所:都内(週3日以上常駐)
期間:2026年9月1日〜
募集:1名
PMO
SAP/ERP
業務内容
会社合併に伴うSAP・ERPシステムの統合移行プロジェクトにおけるPMO支援。移行計画の策定、進捗管理、リスク管理を担当。
必須経験
SAP/ERP導入・移行プロジェクトでのPMO経験がある方。100%稼働可能な方。

複数名募集

大型インフラ基盤構築・移行プロジェクトPM/PMO

〜110万円/月(スキル見合い)
場所:品川エリア(リモート併用可・常駐優先)
期間:2026年10月〜
募集:1〜複数名
PM/PMO
インフラ基盤
業務内容
大型インフラ基盤の構築・移行プロジェクトにおけるWBS管理、ベンダーコントロール、顧客折衝を担当。
必須経験
インフラ基盤構築プロジェクトでのPM/PMO経験、ベンダーマネジメント経験がある方。

10月スタート

大手金融系システム会社向けクラウド基盤運用PM/PMO・チームリーダー

100万円/月(スキル見合い)
場所:浜松町エリア常駐
期間:2026年10月1日〜
募集:1名
PM/PMO
クラウド運用
業務内容
大手金融系システム会社向けクラウド基盤の運用における、PM/PMOおよびチームリーダー業務を担当。
必須経験
クラウド基盤運用プロジェクトでのPM経験、チームマネジメント経験がある方。




PM常駐案件を最短で、高単価PM案件へ。

② 案件選びの時に考えるべきこと

単価だけじゃない。長く稼ぐために押さえておきたい4つの視点

1. 担当工程の幅が自分のキャリアに合っているか

単価が高くても、進行管理だけに終始する案件では市場価値が伸びにくいリスクがあります。「今入れるか」だけでなく、「要件定義や技術判断まで踏み込めるか」を意識して選びましょう。開発経験を活かせるPM案件を軸にすると、次の案件探しでも単価を維持・向上させやすくなります。

2. 常駐条件と稼働環境を確認する

PM常駐案件はフル常駐から週数日常駐まで幅があります。単価だけで飛びつくと「毎日の通勤や現場対応がきつい」という状況になりがちです。面談前にエージェント経由で、出社頻度・勤務時間・チーム体制を確認しておくのが得策です。

3. 長期継続できる案件かどうか

短期・スポット案件は単価が高い反面、契約更新が保証されないリスクもあります。安定収入を重視するなら、プロジェクトの規模や過去の継続実績、商流(エンド直か多重下請けか)を事前に確認しておきましょう。

4. 本音で相談できるエージェントを選ぶ

「単価を上げたい」「担当工程を上流に広げたい」「特定の業界経験を積みたい」——こうした本音の条件は、自分で案件を探すより、エージェント経由で交渉するほうが通りやすいのが実情です。担当者との相性や、非公開案件の保有数も、エージェント選びの重要なポイントです。

KaizenTech Agentでは、登録後に専任コンサルタントが1対1でヒアリングを行い、公開・非公開を含めた保有案件の中からあなたに合った案件をご提案しています。「まだ転職を決めていない」という方の相談も大歓迎ですので、気になる方はまずお気軽にご連絡ください。

③ 自社データによる単価相場解説(経験年数・工程別)

KaizenTech Agent取扱案件データ(2026年9月時点、n=非公開)をもとに集計

PM常駐案件の単価は、経験年数・担当工程の深さ・開発経験の有無によって大きく異なります。以下は2026年9月時点で当社が把握している市場の実単価レンジです。

PM常駐案件 単価帯分布(2026年9月時点)
KaizenTech Agent取扱案件データより(2026年9月時点 n=非公開)

PM 経験年数別・平均単価(万円/月)
KaizenTech Agent取扱案件データより(2026年9月時点 n=非公開)

※ 単価は税抜き。案件特性・商流・稼働条件により変動します。

経験5〜7年のPMが80〜90万円台に到達するには、要件定義〜基本設計までの上流工程対応と、開発経験にもとづく技術的な意思決定力が差別化要因になっています。さらに複数ベンダーを統括できる実績があれば、90万円超を狙える水準です。

④ 国の統計データで見るPM人材不足と単価の実態

経済産業省・IPA・厚生労働省の公的統計から市場環境を確認

PM案件の単価動向は、当社の取扱データだけでなく、国が公表する統計からも裏付けることができます。

経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年)

IT人材は2030年に最大79万人不足すると試算されています。開発現場を理解した上でマネジメントできるPM人材は、この人材不足の中でも特に代替が難しい層とされています。

IPA(情報処理推進機構)「DX動向2024」

「DXを推進する人材の量が足りているか」という同じ質問に対して、「大幅に不足している」と回答した企業の割合は次の通り推移しています。

30.6%
2021年度調査

約2倍に増加!
62.1%
2024年度調査

「DXを推進する人材の『量』が大幅に不足している」と回答した企業の割合

さらに「やや不足している」という回答も合わせると、人材不足を感じている企業の内訳は以下の通りです。

62.1%
大幅に不足
+
23.6%
やや不足
=
85.7%
人材不足を感じる企業(合計)
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」職種別データ

PMを含む職種区分「システムコンサルタント・設計者」の平均年収は、月額換算でおよそ74万円前後という水準です。フリーランスのPM常駐案件では、当社取扱データで月額80〜110万円のレンジが中心となっており、正社員PM相当職の給与水準を上回る結果が出ています。

正社員PM相当職の給与水準
(厚生労働省統計)
約74万円/月
KaizenTech Agent
フリーランスPM常駐案件
80〜110万円/月

※ 厚生労働省の数値は「令和6年賃金構造基本統計調査」の「システムコンサルタント・設計者」区分の給与集計を月額換算した目安、KaizenTech Agentの数値は2026年9月時点の当社保有案件(n=非公開)です。雇用形態・契約条件が異なるため単純比較には注意が必要です。

国の統計が示す人材不足の深刻化と、正社員PM相当職の給与水準を踏まえると、開発経験を持つフリーランスPMの市場価値は今後も上昇していくと見られます。

⑤ 経験年数別・スキル別の単価目安

市場相場をスキルマップで確認

以下は当社コンサルタントが成約実績から集計したスキル別単価目安です。「開発経験の有無」と「担当工程の深さ」によって単価帯が大きく変化します。

担当工程・スキルセット 経験年数目安 単価下限 単価上限 需要トレンド
PM 補助・進捗管理(開発経験1〜3年) 3〜5年 60万円 70万円 安定
PM 要件定義〜基本設計(開発経験あり) 5〜7年 80万円 90万円 高需要
PM 要件定義〜複数ベンダー統括 7〜10年 85万円 100万円 超高需要
PM クラウド移行/DXプロジェクト統括 6年以上 85万円 100万円 超高需要
PMO プログラムマネージャー(大規模複数PJ) 10年以上 95万円 120万円+ 超高需要
PM 官公庁/金融系(セキュリティ要件対応) 5年以上 80万円 95万円 高需要

開発経験の有無で単価はどれだけ変わる?

当社データでは、同条件・同工程を比較した場合、開発経験を持たない進行管理専任のPMより、自身でコードレビューや技術的意思決定ができる開発経験者PMのほうが5〜15万円ほど高い単価提示を受ける傾向があります。特にAWS/クラウド案件やアジャイル開発プロジェクトでこの差が顕著です。

⑥ エージェント選びで失敗しないための比較

主要サービスの特徴を客観的に整理しました

PM案件を探す際、エージェント選びは単価・案件数・サポート品質に直結します。以下は主要3サービスの比較です。

比較項目 KaizenTech Agent A社大手クラウドソーシング系 B社大手フリーランスエージェント
PM/PMOポジションの取扱 ◎ 開発経験者PMに強い △(実装案件中心) ○ あり
常駐案件の取扱 ◎ 常駐・ハイブリッド両対応 △(リモート中心) ○ あり
単価交渉の代行 ◎ 専任コンサル ✗ なし △ 一部対応
両面型マッチング ◎ あり ✗ なし ✗ なし
最短稼働開始 翌週〜 即日〜 1〜2週間
最低契約期間 1ヶ月〜 プロジェクト単位 3ヶ月〜
平均契約継続期間 14ヶ月 非公開 非公開

※ A社・B社は各社公開情報および業界調査をもとに掲載。正確な最新情報は各社にお問い合わせください。KaizenTech Agentの実績データは2026年9月時点。

⑦ 担当コンサルタントのひとこと

現場を知るコンサルが語る「今のPM市場」

山本
山本

「開発経験を持つPMは今が一番求められています。進行管理だけでなく、技術的な意思決定やコードレビューまで担えるPMは、開発チームからの信頼も厚く、単価交渉でも優位に働きます。単価80万円台で止まっているPMの方は、開発経験の伝え方を見直すだけで90万円台が狙える状況です。」

田中
田中

「『常駐で高単価』を狙うなら、今のPM市場が最も現実的です。要件定義〜複数ベンダー統括まで対応できるPMであれば、90〜100万円超の常駐案件も珍しくありません。スキルシートでの開発経験の書き方だけで提示単価が変わることも多いので、ぜひ一度ご相談ください。」

鈴木
鈴木

「クラウド移行・DXプロジェクトを統括できるPMは、特に金融・製造業の常駐案件で引き合いが強いです。開発出身でAWSやクラウド連携の知見があると一気に90万円超が現実的になります。迷っているなら今すぐ動くべきです。」



単価アップの方法を無料で相談できます

よくある質問

開発経験のあるPMなら常駐案件で単価90万円は現実的ですか?
はい、現実的です。要件定義〜基本設計までの上流工程対応と、開発経験にもとづく技術的な意思決定力があれば、2026年9月時点の市場では80〜100万円台での参画事例が多数出ています。特に複数ベンダーの統括経験があるPMは90万円超も狙える水準です。
開発経験のないPMでも単価90万円は狙えますか?
進行管理専任のPMでも、大規模プロジェクトの統括経験や官公庁・金融系での実績があれば90万円台の案件は存在します。ただし当社データでは、同条件下で開発経験を持つPMのほうが5〜15万円ほど高い単価提示を受ける傾向があります。
PM常駐案件とリモート案件、どちらが単価は高いですか?
提示単価の傾向としては、東京都心のフル常駐案件が最も高くなる傾向があり、次いでハイブリッドの順です。常駐案件は交通費支給が多く、案件継続期間も長い傾向があるため、トータルの収入安定性でも有利です。
開発エンジニアからPMへのキャリアチェンジでも案件は取れますか?
はい、取れます。開発実務経験があり、PM/PL業務の実績が少しでもあれば案件参画は可能です。重要なのは「どの工程をどこまで自分で担当したか」をスキルシートで具体的に示すことです。当社コンサルタントがスキルシートの書き方も含めてサポートします。
PM案件で単価を上げるのに最も効果的な掛け合わせスキルは?
当社コンサルタントの経験では「開発経験(技術的意思決定が可能)」「要件定義以降の上流工程経験」「複数ベンダーの統括経験」の3つが単価アップへの寄与が大きい傾向です。スキルの掛け合わせ方次第で単価が変わることも多いので、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

この記事のポイント

  • PM常駐案件の単価は経験・工程により60〜120万円超と幅広い。90万円台は実務5〜7年+上流工程or開発経験が目安
  • 経済産業省の試算では2030年に最大79万人のIT人材不足。IPA調査ではDX人材の「量」が「大幅に不足」と回答した企業が62.1%(2021年度比で倍増)
  • 厚生労働省の統計による正社員PM相当職の給与水準(月額約74万円前後)と比べ、フリーランスPM常駐案件(80〜110万円)は上回る水準
  • 単価アップに効果的なのは「開発経験(技術的意思決定)」「上流工程(要件定義・基本設計)」「複数ベンダー統括」の掛け合わせ
  • KaizenTech Agentは両面型マッチングで単価交渉代行・スキルシート添削・稼働後フォローまで無料

開発経験のあるPMが常駐案件で単価90万円以上を実現するには、上流工程への対応力と市場情報の正確な把握が欠かせません。KaizenTech Agentでは、最新の案件情報と専任コンサルタントによる単価交渉代行で、あなたのキャリアアップを全力サポートします。

参考・出典

  • 経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年)— 2030年に最大79万人のIT人材不足を試算
  • IPA(情報処理推進機構)「DX動向2024」— DX推進人材の「量」が「大幅に不足している」と回答した企業62.1%(2021年度30.6%から倍増)、「やや不足」含め85.7%
  • 厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」職種別データ(システムコンサルタント・設計者)
  • 内閣官房フリーランス実態調査(2022年)
  • 厚生労働省 職業安定業務統計(令和5年度)
  • KaizenTech Agent ITアウトソース事業ページ公開情報(審査通過率17%・平均契約期間14ヶ月・単価目安75〜80万円)
  • KaizenTech Agent 保有案件(n=非公開)